胴体を支える筋肉は、おなか側の腹筋と、せなか側の背筋に大きく分ける事ができます。
姿勢が良いと、すなわち、腰のカーブが適度だと、腹筋と背筋は同程度の力を発揮します。
しかし、悪い姿勢になると、お腹が前に突き出てきて、腹筋は上下に伸ばされた状態(伸展状態)になります。
このため、腹筋の力は弱まります。
腹筋が弱まると、お腹の圧力が低下して下腹がぽっこりと出てきます。
お腹の圧力の低下は、消化機能の低下の原因となり、特に、便秘や下痢になりやすい傾向が出てくるといわれています。
ちなみに、お腹が前に突き出た姿勢では、せなか側の背筋は上下に縮められた状態になります。
このため、筋肉が緊張状態になり、腰痛の原因の一つになるといわれています。
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